ネットワークモジュールの自動配布による通信の高速化

ネットワークが高速になるに従って、データ転送そのものよりもネットワークプ ロトコルの処理の方がネットワーク通信のボトルネックになってきている。プロ トコル処理のオーバヘッドをできるだけ減らすためには、ネットワーク構成など の実行環境に合わせて専用のプロトコルを使えるようにするのが望ましい。そこ で我々は、実行環境に合わせてネットワークモジュールを自動的に配布すること によって、通信を高速化できるようにする機構を提案する。我々はこの機構を NetBSDに実装し、さらに、標準でないプロトコルを使う時にプロトコル番号の割 り当てを動的に解決するためのメタプロトコルを開発した。そして実行環境に合 わせた専用プロトコルを用いることによって、ネットワーク通信を高速化できる 可能性が十分にあることを実験によって示した。